虫歯の治療についての解説
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虫歯の治療について
虫歯の治療について
虫歯治療について
虫歯になると徐々に歯が溶け出します。進行が進むと、歯がぼろぼろになり、炎症が神経にまで達してしまいまいます。
虫歯の患部は、なるべく早く取り除き、進行が進まないようにすることが大切です。虫歯が重度に進行し、神経までやられてしまうと、歯を失うおそれがありますので、虫歯はできるだけ、早い段階で治療することをおすすめ致します。
歯には、自然に治癒する力が無いので、そのままでは元の形には戻りません。そのため、虫歯を取り除いた部分を、他の物質で補う必要があります。歯を補う材料には様々な種類が存在し、それぞれに特徴があります。
虫歯治療で、主に扱われる材料
金・金合金(14K以上)、 白金加金合金、金銀パラジウム合金、銀合金
銀アマルガム(水銀含有合金)、レジン(歯科用樹脂)、ハイブリッドセラミック、セラミック
このうち、銀合金、パラジウム系合金、アマルガムが、一般的に「銀歯」と呼ばれるものです。
金や白金加金は耐久性も高く、優れた歯科材料ですが、金属色をさけたいという観点から、最近ではいわゆる「金歯」としてそのまま使用するよりも、内部の土台として使用し、上から白いセラミックをコーティングする治療が、好まれています。(メタルボンド・クラウン)
レジンは、歯科用の樹脂(プラスティック)です。金属色でない治療を行うことができますが、吸水性があるため変色(黄ばみ)しやすく、吸水による膨張と収縮のため、歯とレジンの間に隙間ができやすい材料です。 隙間の部分から、2次カリエス(虫歯の再発)が起こりやすく、耐久性に難があるのが現状です。
歯科で用いるセラミックは、医療用のファインセラミックで、硬度が高く、精密な歯の代替物を作成することができます。
ハイブリッドセラミックは、セラミックの弱点である脆性を補うために靭性と弾力性を加え、天然の歯質に近づけるために、セラミックに数パーセントのレジンを加えた材料です。
前歯の場合は、天然歯と比べて硬度が高くても問題ありませんが、奥歯等、噛み合わせによっては、硬度が高すぎると、噛む際に対応する歯や、セラミック歯そのものに過度の負担がかかり、ダメージを与える場合があります。そのような症例の場合には、ハイブリッド・セラミックのほうがメリットが大きいといえます。
ハイブリッドセラミックにはレジンが微量加えられているため、純粋なセラミックと比べると、長年の使用のうちに、若干の変色が見られる場合がありますが、レジンのように一見して黄ばんだ印象を与えることはありません。
虫歯と治療法(インレー、クラウン等)
軽い虫歯の場合は、患部に歯科材料を詰める処置をとります。
詰め物(つめもの)、インレーなどと言われるのが、この治療法です。
また、進行した虫歯の場合には、失われた部分が大きいため、代わりの材料で作成した歯の一部にあたる治療物を、かぶせる処置をとります。 被せ物(かぶせもの)、冠(クラウン)、差し歯等が、この治療法にあたります。治療が複数の歯に及んだ場合には、ブリッジなどの治療法が選択される場合もあります。
また、虫歯が進行して歯の根、神経までやられてしまうと、残念ながら、歯を抜かなくてはならない場合があります。
歯を失った場合には、義歯や等を使用するか、インプラント(人工の歯の根を埋め、そこに人工の「歯」を取り付ける治療法)を行うことになります。
歯には自然に回復する能力がありません。 失った歯は、たとえ一部でも全部でも、人工的に補うほか治療法がありません。
失ってから後悔するよりも、早めの治療と予防を、おすすめ致します。
上記記事は、
銀座池渕歯科
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